巨大な龍が巻きついた寺院〜タイ・ワットサムプラン
ワットサムプラン(Wat samphran/タイ語:วัดสามพราน)
DRAGON TEMPLE(ドラゴンテンプル)やDRAGON TOWER(ドラゴンタワー)などとも呼ばれている、バンコクの隣県ナコンパトムのサムプラン地区にある寺院。
周囲には高い建物がないので、一目見るだけでそれと分かる赤色の巨大な塔。その塔に巻きつく巨大な龍。
インパクト十分な「映え」スポットです。
日本ではあまり知られていない場所
ワットサムプランの創始者Bhavana Buddho僧侶。1988年〜1995年にかけて、養子にしていたチェンマイやメーホーソン出身の未成年少女への強姦の罪で有罪判決を受けています。
仏教の国タイおいて、一修道院長の大スキャンダルになり、寺院は一時期放置され、タブー視された状態にありました。
現在では塔の頂上に登ることができますが、当時は塔内のメンテナンスも放置され、誰も足を踏み入れられない状態にあったとのこと。
ワット・サムプランへの行き方
所要時間はバンコクの中心地からおよそ1時間〜1時間半程度。
一番簡単な方法はタクシーで行く
メータータクシーを利用して片道400〜500バーツ程度。
渋滞の多いバンコク。
時間帯によっては時間もお金もだいぶ変わってくるので要注意。
オススメはBTSとタクシー
BTS Bang Wa(バーンワー)からタクシーで移動。
バーンワーまではシーロムから約40分。そこからタクシーで約40分で到着します。
バーンワーからバスもあるようですが、旅の初心者にはオススメしません。
料金は片道、BTSが約60バーツ、タクシーが約250バーツ。
タクシーにの乗って「ワット・サムプラン」と言って写真を見せたら、すぐに理解してくれました。
帰りは「BTS バーン・ワー」で伝わりました。
行きで乗ったタクシーに帰りも頼んでおくことをオススメします。
寺院周辺にはあまりタクシーがいなかったので、私は大通りまで30分以上歩くことになりました。
見学時間はかなりゆっくりでも2時間はかからないと思います。
入り口付近からも見える異質な建物。
入り口でタクシーの運転手が手を合わせていて、仏教国だなぁと思いました。
丸太を置いただけの橋もあって楽しい。
いろんな装飾品や像が。
お供え用の花も売ってます。
値段が書いてなく、誰もいなくてよくわからない。
お金を入れる用の箱はあったので「お布施」ってことで10バーツ入れて、お花をひとついただきました。(金額違っていたらごめんなさい)
干支を模した装飾
申年なので・・・
塔の周辺と中は靴を脱ぐようです。
最上階へ向けて龍の胴体を登る
この巨大な龍は“飾り”ではなく胴体は最上階へ行く通路になっています。
ただひたすら上ります。
裸足で登っているので地面の凸凹が痛い。
やっと頂上へ到着
龍がでかい
周りに高い建物がないので景色がいい。
上から見るとやっぱり龍がデカイ
塔の周辺に参道のようなものがあるので散策。
手形と足形のついた道
イルカ
なんの像だろ?軍人らしき人もいる
でっかい兎
国王かな?
でっかい孔雀
でっかい象
怪しげな地下通路
でっかい亀
どうやら順路を逆に歩いていたようです。
このでっかい亀の口がスタート地点っぽいです。
観音様
バンコクに行って「涅槃像は見たし〜」という方には半日観光としてはオススメです。
観光客もほぼ居ない穴場スポット。
寺院自体は無料なので、交通費だけで楽しめるのでお得。
観光客もほぼ居ない穴場スポット
10年後くらいにはこの寺院ももっと有名になって、最上階に上がるためにはお金かかるようになってたりするのかな?なんて思ったりもしました。
ちなみにバーンワーからワット・サムプラン方面へBTSの延伸工事が行われていました。
かなり完成も近そう。
BTSでより近くまで行けるようになれば、今後はもっとアクセス良くなりそうです。